雨降りの一日

一日雨降り。また寒い日。
夜、町内会の総会へ出席。
五十軒ほどある各戸の代表者が一堂に会す。
自分の住んでいる集落の方々以外はほとんど知らない顔ばかりだ。
ご年配の方ももちろん多いが、意外にも自分と同世代か、もっと若いだろう世代もちらほら。

配られた資料を見たら、いつの間にか”自警団の情報班長”という役に就いていた。
これは組長が自動的に兼任する役ではあるのだが、
何より、”自警団”という言葉がいまだに生きながらえていることに驚いてしまった。
おそらく現在では、単に防災的な位置づけへと変化しているのだとは思うが、
この言葉の持つ歴史性を考えるとき、どうしてもその響きに心理的な怖れを覚えてしまうのは、私だけだろうか。

今年はコロナが収まりつつあるので、
町内運動会や夏祭りといったほとんどの行事を例年通りに戻すのだという。
組長としての仕事も大幅に増えそうで、仕事との両立をうまいことやりくりしなければ。。

花:クリスマスローズ、仙人草 花器:越州窯?唾壺

2件のコメント

  1. 自警団に組長、どちらも時代がかったコワイ響きの言葉で、鈴木さんが戸惑っている気持ちが伝わり、夫と共に笑ってしまいました。失礼。

    クリスマスローズは自然に咲くと下を向いてしまうので、壺の中で顔が見えていいですね。クリスマスと仙人、面白い組み合わせ。

  2. 金床 様
    コメントありがとうございます。クリスマスローズ、洋風ですが、意外となげいれにも使えそうです。この時期、どっちにしろ花を切り落としてしまうので、生けるのにも気兼ねなくできます。

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