在廊を終えて一息

岐阜市画廊・文錦堂に於ける個展、初日朝早くからご来場いただいた皆様をはじめ、足をお運びくださった多くのお客様に、厚く御礼申し上げます。会期は日曜日までありますのでどうぞよろしくお願いいたします。

二日間の在廊を終えて少し家で一息。
久々に庭に出てみると、次から次へと花の開花が進んでいた。

イカリソウ・リックセブン
フロックス・モントローザトリカラー
イカリソウ・ファルゲシー
ティアレラ・ウィリー・シルベラード
乙女風鈴オダマキ
キバナイカリソウ
スズフリイカリソウ
アジュガ・バニラチップ
利休梅
ジューンベリー

 

弱っていた白樺を裏に移植してぽっかり空いたスペースに、新たに銅葉のエゾノウワミズザクラを植えた。大きく育ってくれるといいが。

さて、明日からは放置していた原木の薪割りやら、窯場の片付けなどもやらないと。

仕上げ作業

今日は一日作品の仕上げ作業など。
昨日の窯出しから。鮮やかな赤色に焼き上がった。技法としては本来、鼠志野だが、ここまで赤いと赤志野と題するほかなさそうだ。

こちらは少ししかできなかったが、変わり種。鈍い金属光沢が赤銅色を想起させ、”赤銅志野”とでもしておこう。

本日の庭から。
ワルレイエンセに続いて咲いた、イカリソウ・ピンクエルフ。

裏庭に自生しているタチツボスミレ。笹などを取り除いたので、少し明るくなったからか、たくさん咲いている。

バイカカラマツ・グリーンハリケーン。緑花。

中国ヤブレガサの芽吹き。

仲悪兄弟、モグとキブは一緒にくつろぎつつも、最後はいつもの小競り合い。

個展へ向けて

ご無沙汰しております。
毎度のことながら随分と間をあけてしまい、久々の投稿です。

今月13日から、岐阜市の画廊文錦堂にて開催する個展に向け、
ラストスパートで連日、窯を焚いております。

写真は窯から出したばかりの新作。
以前から焼いていた黒鼠志野の改訂版。
鉄分と降灰が混じり合い、妖しげな金属光沢を放つその肌合いから、
黒鼠志野改め黒鐡志野(くろがねしの)と命名。

4月になり、庭の草花も次々に咲いてきた。毎朝何かしら芽吹いているのを見つけるのが楽しい季節だ。

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クリーム色イチゲ。銅葉が綺麗。

二年越しで初めて咲いた、イカリソウ・ワルレイエンセ。

去年はあまり花が咲かなかったが、今年は調子良く満開を迎えたアブラチャン。

崖っぷちの乾燥地帯に植えたらみるみるうちに増殖し群生したユーフォルビア・キパリッシアス。

クリスマスローズ×ムスカリ

日向ぼっこ中のモグ&キブ

新入り猫のチタ(半田市出身)です。よろしくお願いします。

個展@岐阜市・画廊文錦堂

来月13日より、画廊文錦堂にて、二年ぶりとなる岐阜個展です。志野を中心に展観いたします。
お近くの皆様、ご高覧いただければ幸いです。
初日、二日目と在廊予定です。どうぞよろしくお願い致します。

-志野-
鈴木 都 陶展
2024年4月13日(土)~ 21日(日) 会期中無休
画廊 文錦堂
9:00~18:00
〒500-8113 岐阜市金園町3-26 TEL (058)263-7751
http://www.bunkindo.com/

個展に関する重要なお知らせ

しぶや黒田陶苑において明日2月9日(金)より開催予定の個展ですが、
先日の大雪と交通規制の影響で一部の作品の配送に、遅れが生じており、
初日11時の開店時に全作品を展示できない可能性があります。
楽しみにしていただいていた皆様には、大変ご迷惑をお掛けしますが、
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

 

本日朝、無事、開店前に荷物が届いたようです。

予定通り全作品を展示致します。

ご心配をおかけしました。

 

個展@東京・しぶや黒田陶苑

ご無沙汰しております。グループ展などの告知もうっかり忘れてしまい本当に久々の投稿ですが‥
今年最初の個展のお知らせです。2月9日から東京、しぶや黒田陶苑にて個展をいたします。
毎度のことながら、ギリギリまで制作。現在も窯焚き中、そしてまだまだ焚く予定です。
ご高覧いただければ幸いです。

開催期間:2024年2月9日(金) ~ 2024年2月13日(火)

しぶや黒田陶苑
https://www.kurodatoen.co.jp/
〒150-0002   東京都渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
TEL:03-3499-3225
営業時間:午前11時~午後7時
定休日:木曜日

個展@西条・Gallery Labo

 この度、愛媛県西条市のギャラリーラボに於いて、6度目となる個展をいたします。
前回は中世焼締陶を中心に、普段とは別の作風での展示でしたが、今展では焼締陶に加え、新たに李朝陶(刷毛目、黒高麗など)にもチャレンジしました。
 原料、造形、焼成と、美濃陶とは全く異質なやきものであり、一から手探り状態での制作でしたが、どうにか形にすることができました。ご高覧いただければ幸いです。

2023年10月21日(土)~10月29日(日)
11:00~18:30 水曜定休
在廊日 10/21(土)、22(日)

ギャラリーラボ
愛媛県西条市大町708-3
Tel.0897-47-3207
https://gallerylabo.jp/

グループ展@京都・酒の器Toyoda

10/18日より、京都伏見にある酒の器Toyodaにてグループ展に参加いたします。美濃陶の作家六人による展示です。お近くのかたどうぞよろしくお願い致します。

10月18日~29日 土物語 美濃の巻

川口雅史 佐藤竜馬 鈴木都        西岡悠 松浦祐介 山田洋樹

酒の器Toyoda

京都市伏見区上油掛町190  〒612-8047
telephone:075-611-7822

(11:00~19:00 月曜定休:祝日は営業、企画展前後不定休)
e-mail:sakenoutsuwa@yahoo.co.jp

草刈り三昧

今日は朝早くから地域の草刈り。ひと通り自分の地域の草刈り作業を終えた後、
組長仕事で今度は公民館へ向かい、駐車場の草刈り。それが終わると今度はバーデンパーク曽木の草刈りへ駆り出される。なかなかに草臥れた、草刈り三昧DAYでした。。

日本中どこでもそうなのだろうが、農村地域の人々の草刈りにかける情熱に驚く。
放っておけば草は蔓延り、風景ごと呑み込んでいく。所謂”美しい農村風景”みたいな景観は、あたかも自然状態のように見えて、その実、常に人の手が入ることによってしか、成し得ないものなのだ。

しかし、ブンブンと轟音を上げながら、化石燃料を仰山使って、繰り返し草を切り刻むそのやり方に代わる術はほんとうにないのだろうか?家の前の畑を Piet Oudolfの作り出す風景のように変えられたら、きっと草刈りもいらなくなるのになぁ。

花・白花京鹿子、草薙尾苔 /  花器・常滑不識壺

豪雨

昨日の雨は全く酷かった。昼頃には家の前の川が溢れ出して、道路が完全に川と化していた。
何度目かともなると段々と慣れてきてしまっているような気もするが、
土砂崩れも含めて、やはり恐ろしいものだ。
道がこの状態だと、避難しようと思った時には時すでに遅しで、動くことができない状態になる。

流木も道路にうち上げられる。

一夜明けて、沢をオーバーフローした濁流によって砕石が流出し、進入路の排水管が完全に露出してしまっていた。。また砕石入れ直して修繕をしなければ。。実は昨年も同じ目に遭っていて、2度目の被害。レミファルトかなんかで早いとこ固めておくべきだった。

倉庫の中はこの有様。水浸し状態。現状では大雨で土間コンまで泥水が入り込んできてしまう。建物の周囲の溝をもっと深く掘らなければならないのか。。

毎年、大雨が降るたびに何かしら問題が起こり、片付けを繰り返す。シシュポスの神話の如き無限ループの徒労感に、ただただ呆然となるしかない。
気候変動は年々激しくなる一方だ。今年の豪雨もこれきりでは終わらないだろう。
山に住むとは、こういうことなのかと、諦めにも似た感情を覚えたのだった。