今日は午前中に梱包作業を逐え、作品たちを川越に送り出した。
どうにか無事に着いてほしいと祈ると同時に、ようやっと重い肩の荷が下りたように感じた。
こんな量の荷物を送ったのは、おそらくはじめてだろう。
家の居間を占領していた作品たちもすっかり片付いた。
午後、市内の材木屋で引越先用の床材を買う。
引越先は同じ市内ではあるが、山間の小さな集落。今の家から車で20分程だ。
住まいは築40年の平屋建て。家の造りは新しくはないが、といって古民家のような風情があるわけでもない。
少し中途半端な古さである。
十年も人が住んでいなかったというから、台所やお風呂など、修繕しなければならない場所がいくつもある。
これから先、通って、少しづつ、住めるようにしていかねば。
配達を頼み、先回りして引越先へ。
少しだけ修繕作業をして、床材の受け取り。
縁側が広いのでそこに渡して乾燥させよう。
そのうちに日も落ちて、今日はお終い。