先週はとんぼ返りで
東京に帰ってました。
高速を飛ばし木曜の夜に実家に到着、
翌金曜日は午前中から
お茶会にご招待いただき、
作法もよく知らぬ身ゆえ、緊張しっぱなしでしたが、
唐九郎の茶盌をはじめとし、素晴らしいお道具を拝見できました。
午後は、行ってきました。
東博での茶の湯展。
個展前とバッティングして、結局行けないかな、とも思ったものの
やはりこれだけの展示はなかなか機会がないだろうということで、
合間を見つけて観に行くことに決めました。
平日にもかかわらずガラスケースには人だかり。。
次から次へと図録でお馴染みの名品がこれでもかと登場する展示は圧巻。
名品が多すぎて、一個一個に集中できないという弊害もあるのではないかという、気もしました(笑)。
特に羽衣を観ることができたのは良かった。
写真で見る以上に、動きのある凄い茶碗だった。
あと、水指の古岸は良かったなぁ。
奥高麗の深山路の優しい佇まいも良かった。
最後の細川井戸の堂々たる姿…
挙げて行けばキリがない。
しかし、これだけの人が来場しているのに、
茶陶自体は未だに世間的にはマイナーな世界なんだよなぁ。
そのことはとても残念に思う。
夜は個展前の挨拶で渋谷へ。
美味しいお店でご馳走になり、
終電一本前で実家に帰宅。
翌日には土岐に戻りました。
とにかく盛り沢山の週末でした。
色々自分の中にインプットできたので、
あとは六月末の個展まで制作に没頭するのみです。