冷たい志野

朝、早速窯の蓋を開ける。
一晩経ったのに熾火はまだ残っている模様。
熱々の状態を火挟で引っ張り出してみる。

果たして湿気の影響があったのかどうかは、わからずじまいだったが、よく灰が被り、面白い焼けではあった。

これは少し前から「鼠志野」として出している一群。
ビードロがのり、所々緑がかったグレー、氷のような微細な貫入。
今回は特にビードロのグリーンが強めに出た。
灰鼠志野?曇志野?霰志野?
ネーミングはなんでもいいが、緋色の呪縛から解き放たれた、冷たい色の志野もいいかもしれない、と思えてきた。


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