先日の岐阜・画廊 文錦堂における個展では、
新型コロナウィルスの影響で急遽WEB開催となったにも関わらず、
多くのお客様にご高覧いただき、ありがとうございます。
しばらく展示の告知のみになっていて、ブログとしてはなんと五ヶ月ぶりの投稿です。もはや読んでくれる人はいるのだろうか?という状態の、このブログですが、近況報告も兼ねて記します。
もう、3ヶ月近く、スーパーへ買い物に行っていない。行きつけだった瑞浪のパン屋さんにもご無沙汰だ。(生協だけが頼みの綱である。)
しかし、よくよく考えてみると普段から山篭りのような生活で、
買い出し以外ほとんど遠くに出ることもないわけで、世の中で言われているような自粛生活の苦痛とは程遠い、いつもと大して変わりのない暮らしぶりではある。
世界的な厄災の中、欧米では、芋を植えるのが流行っていると聞いた。
我が家も出来る限りではあるが、野菜の自給を目指して、
手始めに荒れたすすき野と化していた裏山の段々畑跡を開墾する。
ススキの根っこは本当に厄介だ。
ツルハシとスコップを駆使して、全力で引っこ抜いていく。
軽い気持ちで耕し始めたが、こんなに狭い範囲だけでも、
ものすごい量の根っこを掘り出す羽目になった。
それに加えて、藤の地下茎だ。
こいつもいたるところに張り巡らされていて、伸びると柿の木やら栗の木に絡みついてさらに厄介極まりない。
完全には除去できなかったが、とりあえず毎年少しづつ退治していくしかない。
一度荒地になってしまったところを畑に戻すのは実に大変なことなのだった。
畑にはトマト、ミニトマト、ナス、ズッキーニ、ピーマン、かぼちゃ、青梗菜、キャベツ、サンチュ、里芋などたくさん植える。果樹も欲しかったので、ブルーベリー、ジューンベリー、イチジク、サルナシ、などを。
(この間、遊びに来ていた野ウサギや、カラスの餌になってしまうだけかもしれない。)
畑の水やり用にポリパイプで沢水を引く。
サイフォンの原理?で水が出た。
さぞ難しいだろう思っていたが、やってみると意外と簡単だった。
水質はそのまま飲んでも大丈夫そうだが(少し飲んでみた)、これに緩速濾過器を接続して、家まで引いてくれば飲用水も自給できる(はず)。
さて、遅々として進まなかった窯作り。
ここ数ヶ月の進捗を。
形状は単純だが、色味穴の位置やさま穴の位置を考えるのに一日中悩んだりと、優柔不断の性格にはきつい作業である。毎日手探りで積んでいる状態だ。
最後に告知を一つ。
ぐい呑ファンにはおなじみの篤丸さんのSHOPで特集していただいています。
ご高覧いただければ幸いです。
→http://guinomisen.thebase.in
同時に篤丸ブログの”シリーズ作家の顔”でインタビューを掲載していただきました。
こちらもよかったらご覧ください。