双頭の酒器展@しぶや黒田陶苑

告知が遅くなりました。しぶや黒田陶苑の毎年恒例の企画、双頭の酒器展に、今年も参加しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

【双頭ノ酒器展】
開催期間:2021年9月3日(金) ~ 2021年9月7日(火)
https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/202109030907/
TEL:03-3499-3225
Mail:info@kurodatoen.co.jp

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F
しぶや黒田陶苑

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毎夜毎夜、吞兵衛さんは、どんな徳利とぐい吞で晩酌を楽しんでいるだろう。
トクットクットクッ…と、優しく響かせた徳利とその先にあるぐい吞…。
これが、酒の肴になる程のものなら、それはもう、格別なものになる。
その魅力は、お酒の味をも変えてしまうという。

よく、育て上げた愛用の酒器のことをきくとその多くが備前徳利と唐津ぐい吞のことになる。
当苑で酒器を愛でるお客様の眼の色を最も変えるのもやはり「備前」と「唐津」なのだ。

備前の徳利は窯変、カセ胡麻、緋襷といった情景に溶け込むかのような落ち着いた景色が、お酒を帯びると、あざやかにして艶やかになる。
そして、唐津のぐい吞といえば、斑唐津や朝鮮唐津の美しい釉調は更に色めき、きりっとした轆轤目と鉄絵の勢いが決め手の絵唐津は日増しに備わる古格が何とも心をくすぐる。

いつの頃からか、言われつづけている「備前の徳利、唐津のぐい吞」
この台詞は、何か理由あってのこと。
お酒と酒器を愛する方々へ、最高の企画であります様に願いをこめて…。
これぞ酒器の巨頭という、備前のとくり 唐津のくいのみを、ここでは「双頭ノ酒器」としました。
ぜひ、ご高覧ください。



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