美濃に来て最もお世話になった人が、亡くなった。
今日は作家仲間数人と、斎場まで見送りに行ってきた。
原料屋として、あのひとのような人物は、もう二度と出ては来ないだろう。
私も含め、美濃陶を志す若手作家たちに与えた影響は計り知れない。
最年少に近かった私は、息子のように可愛がってもらった。
虚実綯い交ぜになって語られた、謎に包まれた半生。
死後になって明かされたさまざまな事実も含め、その存在自体が奇跡のようなひとだった。
まだまだ色々教わりたかった。あまりにも早いよ。。。
きっとあの世でも天目を焼くのかな。
今までありがとうございました。
どうか安らかに。