無限に続くライン

th_IMG_9052先日焼けた黄瀬戸掛花入に、玄関脇に生えていた花を生けてみた。

今日も職場(駄知にある製陶所)では一日中、機械ロクロの仕上げ作業。

コーヒーカップをボウズ(シッタのことを駄知人はそう呼びます)に据えて、芯を出し、
腰の部分にカミソリ(カンナのことを、駄知人はそう呼びます)で一本細いラインを入れてゆく。
最後にひっくり返して口の部分をセーム革でなめして完了。
いい加減慣れてきましたが、目見当でやるので毎回ラインの位置がどうしてもズレる。
それも手づくりの味、ということで許してもらうことにします。
全部終わらなかったので明日も続き。イゲてきます。。

こうやって毎日500〜600個の器を仕上げ続ける。年間で考えたら10万個以上にのぼる計算。
こんなスピード感が、自分の作品作りでも出たらいいのにと思うけれど、なかなかそうはいかないものです。

仕事から帰り、大阪での展示用に発送作業。
今日は少し寝不足です。

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