捨て間アーチ


窯作り、なかなか思うように進まない。完成の予定はとうに越えている。
あまりにも見通しが甘かった。
なにせ築窯の経験はゼロな上、どうにかなるだろうと設計図なしで始めてしまったのがよくなかった。行き当たりばったりで進めているので、立ち止まって呆然と考えている時間が圧倒的に長いように思う。

窯本体のアーチを架ける前に、煙突の焼成室の間に、捨て間と呼ばれる部分を作ることにした。
ここは普通、作品は入れない部分だが、ここでも何か焼けるといいなとも思う(そうやって欲張って色々取ろうとすると、どれも中途半端になり失敗すると、穴窯の教科書には書いてあったが…)。

側壁を積み、さま穴を作り、小さなアーチに取り掛かる。

コンパネの上で任意のアーチを組んで、その形にジグソーで切り抜く。
半円を写し取り、量産。


半円を薄い材木でつなぎ合わせ型を作り、設置。
三種類あるアーチレンガの番手を組み合わせて、予定の順番通り積んでいく。
しかしモルタルの厚み分ずれていくため、案の定、最後で予定数と合わなくなり、レンガ一個分減らして調整。まぁ、なんとか収まった。

西岡先生から、アーチの型を抜くときだけは本気で気をつけたほうがいいよとアドバイスをもらったので、レンガ崩壊にびくびくしながら、慎重に抜いた。
どうにか、うまく型も抜け、捨て間のアーチが完成。
ちょっと叩いてみたが、がっちり組み合ったようだ。

さて次はいよいよ焼成室の大アーチにかかる。


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