三河へ土堀り

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今朝方、出勤前に窯出し。
開けた瞬間、ガッカリするのはいつものことだが、今回はひどすぎた。。
詰め込みすぎて火の周りが悪かったようだ…。

WORKSアップも数点のみになりそうです。

さて、落ち込んでもいられない。企画展まで時間も少ないのだ。
梅雨の晴れ間、かつ日も随分と長いので、仕事終わりの土堀を敢行。

企画展用に、美濃の土とはまた違った、少し焼き締まる土を求めて、
三河方面まで車を走らせる。

以前何度かテストをしてなんとか使えそうだった土。
埋蔵量は個人的に使うには無尽蔵とも言える。
ヘトヘトになりながら、土嚢袋を運んで、100Kg程持ち帰った。

焚き終わり

IMG_6569点火から三日目、ようやく窯の火を切った。

今日は、Hさんの穴窯の窯詰めもあり、わたしの作品も数点入れさせてもらった。
窯焚きは今週。仕事が終わってからにはなるが、少しだけ参加させてもらう予定です。

先日Oさんから声をかけて頂いた企画展に向け、来週からかなり忙しい日々になりそうです。

施釉

-2今晩は施釉。寝不足でどうしょうもなく眠いが、窯焚きは今週末。
テストピースも作ったりと、急ピッチで作業を進めています。

一昨日、Oさんより、連絡があり、企画展に声をかけて頂いた。
来週はHさんから穴窯の窯焚きに誘って頂いた。

ありがたい限りです。

帰郷

Exif_JPEG_PICTURE水族館劇場2013年公演「NOSTROMO あらかじめ喪われた世界へ」より

 

ずいぶん久々の投稿になってしまった。
先日の東京行きは、久々の帰郷とはいえ、あまりゆっくりはできず、なんだかんだ忙しく過ごした。(会えなかった皆さんゴメンナサイ)。
親戚への挨拶等、細々用事もあったが、今回の帰郷の目的は「水族館劇場」の観劇。

三年ぶりの東京公演。
今回はおなじみの駒込大観音ではなく、三軒茶屋の太子堂八幡神社境内に場所を移しての公演だった。

駅を降りて、少し歩くと、閑静な住宅街の中に見慣れたテントが見えてきた。
境内の緑に囲まれ、建築用足場と単管パイプで組まれた巨大な構造物は、存外、景色に溶け込んでいた。その様子は、十数年前の雑司ヶ谷鬼子母神での公演を思いおこさせた。

初めて来る場所なのに、何故だか懐かしさを感じてしまう。
わたしにとってテント劇場とは、いつもノスタルジアを喚起させる場所なのだ。

(瀬戸に越す前年まで、ずっとわたしはこの劇団に在籍していたのだった。)

芝居はいつも通りの水族館節で、とくに気合いの入った舞台美術、舞台機構は圧巻だった。

先日、そんな水族館劇場の全てを一冊にまとめた本が、羽鳥書店より刊行されました。
素晴らしいブックデザインはあの近藤ちはる氏の仕事です。
全国の大型書店で手に入ると思います。皆さまよかったらお手にとってみてください。

 

978-4-904702-41-3.in01『水族館劇場のほうへ』

B5判変型(H224×W182)  上製  452頁(カラー32頁)
ISBN 978-4-904702-41-3  C0074
本体価格5,800円


此の世の外へこぼれてゆけ ! !

巨大な特設テント劇場で催される吃驚カーニヴァル

来たよで戸が鳴る 出てみりゃ風だよ 

現代河原者の徒党による21世紀の明宿集!”

 

 水族館劇場は「スペクタクル」と「テアトロン」の、
まさしく原義、原点に帰るべき劇団である。
                   ——学魔・高山宏

窯出し

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先週末の窯出しの結果。WORKSの画像更新しました。

今回も赤土〜紫系の志野を中心とした焼きだったが、
友人のN氏と一緒にツルハシをふるって採った、カリ系長石と、
近所で見つけた白色度の高いもぐさ土の組み合わせで、白い志野も焼いてみた。
透明感の高い釉調はなかなかよかったものの少々鉄粉が多いのが玉に傷。
焼けば焼く程、試したい事が出てきてしまい、すぐに再試験といきたいところだが、
あいにく、今週末は久々に東京へ帰郷の予定…。
来月の窯焚きに持ち越しです。

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テストピース

IMG_6120連休最後の日はテストピース作りなど。
最近採取した、どうにか使えるかもしれない約20種類の土。
志野の窯焚き時にばらばらにテストはしたのですが、もう少し土の性格を把握したいので、再度まとめて追試。

こういう作業は…苦手です。
が、作れば作っただけ得るものが大きい(はず)ので、頑張ります。

豊田市民芸館へ

IMG_6031今日も朝から近所の山へ土掘りへ。
凝灰岩系の堆積層ばかりで、大した成果も無く残念でした。

さて昨日は長石を乾燥している間、豊田市の民芸館まで
『企画展 本多静雄コレクションII』を観に行ってきました。

こちらの民芸館は、訓練校時代に瀬戸から原付に乗って訪ねて以来です。
もっとも、その時は平戸橋〜枝下周辺の原料探しが主たる目的でしたが…。

GW中とはいえ、人もまばらで、ゆっくり展示を見ることができました。
庭園も含めて雰囲気が良く、とても気持ちのよい場所です。

六古窯系の壺が充実した展示でした。
個人的には本多氏の唐九郎コレクションをもう少し見たかったです。
やきものではありませんが、根来のお盆の質感に惹かれるものがありました。