ようやく道が開通!
嬉しくなって早速軽トラで登ってみた。
まだまだこれから完成までの道のりは長いだろうけれど、
薪窯を焚きたい、という、
この地に越してきた一番大きな目的の、
ようやくスタート地点に立てた気がする。

焚き火
今日は少し天気が悪かったので、気温もそこそこ。
薪窯への道の予定場所を占拠していた、
燃料にもならなそうな細枝を焚き火して処分した。
生木なので着火に時間がかかったが、燃えだしたら早い。
エゴノキ、イヌツゲ、ナンテン、ネムノキ、アラカシ、ツバキ、ヤマザクラなど、
堅木ミックス。
大した量もないので、灰は取れたとしても本当に少しだけだろう。
しかも燃やし方にも色々やり方があるとのこと。
今回は灰作りというよりあくまでゴミ処分です。
いつでもどこでも付いて回る猫のモグは、今日も焚き火作業を監督。
合間に山の上まで行ったら梅がの実がなっていた。
今年も梅酒をつくるかな(昨年のも飲みきっていないのですが)。
梅畑にも付いてきたモグ。木に登って得意気です。
ムカデやら蛇やら
今日は志野の施釉、のはずだったが、
明日から暑くなるというので、急遽予定変更。
朝一、黒の茶盌を削ってから、

段々畑へ至る道作りのために邪魔になる薪の移動。
少しでも涼しい日にやっておきたい。
一度積んだ薪を再度積み直すのは全く面白くない上に実に骨の折れる仕事だ。
その上、季節柄、いろんなものが積んだ薪の間から顔を覗かせる。
ナメクジ、アオダイショウ、シマヘビ。。ブロックの下からはサワガニが五、六匹出てきた。
そして何と言ってもムカデ。。
都会育ち?ゆえ、ムカデは大の苦手なのです。。
暗がりにあの赤と黒のどぎついコントラストを発見する度に、毎回、背筋の凍る思いをする。
4月から既に10匹は出ているのだが、それでも今年は少しおとなしい。
昨年の我が家のムカデ発生率は異常で、
信じがたいことだが、年間100匹を超えるムカデが現れた。
一度、風呂場を中心に1日20匹出た日などは悪夢だった。
うちの実家もかなりムカデが出る方だと思っていたが、
昨年一年間で、これまでの人生で見たムカデの数を優に上回ってしまったのだ。
ムカデ嫌いには試練の日々が続いた。さすがに今年は少し慣れたかもしれない。
それだけの数が現れたのに一度も刺されなかったのは不幸中の幸いだった。。
山を背負っている家の宿命か。秋口、かなり冷え込むまでは、蚊帳を張って寝る毎日だ。
薪移動の後は未だ玉切りしていなかった原木をひたすら切断。
チェーンソー作業はさすがに慣れてきたので割と楽なのだが、
この後、これを全部斧で割らなければならないと考えると、ぞっとする。
ちょっとずつ合間を見てやっていかなければ。
平津長石
一昨日は信楽のミホミュージアムに寄ってから、芸濃町の水族館劇場の公演へ。
久々に観た舞台。夜はテント劇場に泊めてもらい、昨日帰宅。
今日から志野の窯の準備です。
仕事の合間に、去年植えたニンニクの芽が出てきたので収穫。甘くてなかなか美味しかった。

だいぶ前に多治見で掘った土を水簸して、吸い甕にあげる。
色合いはもぐさ土的に見えるが、どちらかというと粘い、蛙目的な土に鉄分が染み込んだような印象。
何かに使えないものかと思案中。
今回志野の窯に入れるテスト35種類。調合にイゲた。。一個でも良いのが取れればいいが。

今回は先日頂いた平津長石を中心にテストしてみる。
どこか王道すぎるような気がして今までは使ったことがなかった。
一般に、志野といえばこの長石なのでしょう。
昭和の志野、を支えた影の功労者とも言える井上産業の平津長石。
同じ平津でも時代によって品質にバラツキがあって
坑道が崩れて露天掘りになってしまった最近のものは品質がかなり低下しているとのこと。




















